死への恐怖 | Pancreatic cancer-スイゾウガン-

死への恐怖

父入院107日目。

昨日から父の衰弱が進んでいる。
今日、明日、に何か起きてもおかしくない状態とのこと。
万が一、延命措置をすることが起きたらどうするか
家族の意向をきいておきたいと主治医から言われる。
「無駄な延命はしないでください」と伝える。
「まだ出来る限りのことはさせて頂きます」と言われた。

父はコチラが話しかければ応答するけど、会話は
できないという感じ。
でも看護婦さんとか医師がくると急にハッキリする。
変わりすぎ!!私たちの前ではかなりグッタリなのに
医師たちの前では少し元気っぽいので本当はどうなの?
と思う。でも一昨日に比べたら意識レベルはかなり下がっている。

「こわい」
と言っていた。「死ぬの、こわい」
なんて言っていいかわからなかった。
だって一緒にはいけないから。
「みんないるから、こわくないよ、大丈夫」
というのが精一杯だった。
死を感じた時の心理ってどんなのだろうか…。